「幸運にも」 2005.08.24

お菓子やアイスを買うと幸運にもレアな形のものが入っていることがある。
カールには通常の形以外にカールおじさんやカエルの形のものが入っていたり、アイスのピノにはハート形のもが幸せのピノってなっていたり、コアラのマーチなんかは絵柄が80種類以上あってその中の一つが今月のラッキーコアラとしてホームページに載っていたりなかなか面白い。ちなみに8月のラッキーコアラは「ワッショイ少年コアラ」だそうです。暇だったら探してみてください。

随分前の事だけどお客さんに「ラッキーエビス」って知ってる?って言われた事があって詳しく聞いてみると、エビスってのはエビスビールの事で、ビンについているラベルに鯛を持った恵比寿様が描かれているのだけれど、その鯛が通常は一匹なのに極まれに鯛が二匹のものがあるとの事。
それまでそんな事は知らなかったし、見たことがないから半信半疑でいたけれど今年の5月ごろに発売されたサライにそのラベルが載っていた。
そんな事から僕も探してはいたけど、はっきり言って全然無い。仕入れたビールを片っ端から何百本って見たけど見つからず、買い物ついでにスーパーで探しても見つからなかった。
それでもあきらめきれなくて探していて、そんな話を床屋さんに話したら
たまたま見つかったらしく僕にくれた。
床屋さんに聞いたら、買い物に行った時に僕の話を思い出して、まぁちょっと探してみるかって見てみたら、なんと一本目が「ラッキーエビス」だったそうです。

なんと僕の運の無い事か・・・・でも、結果的には手に入ったことだし今回はよしとするかな・・・。

「久しぶりに」 2005.08.17

先日鰻が食べたいとの予約があり久しぶりに鰻を‘さいた’。
鰻は当然生きている物を仕入れるので自分で捌くのですが・・・

普通の魚を下ごしらえしていく時は、2枚に‘おろす’とか3枚に‘おろす’とか言ったりするが鰻や穴子、ドジョウなどは‘さく’と言います。
これは完全に捌きかたが違う証なんですが・・、普通の魚は包丁で切っていく感じに対して、鰻などは包丁を使って切り裂く感じになります。
包丁は普通、刃先が切りたい物に触れただけでは殆ど切れません。押すか引かないと刃物の役割はしません。だがら魚を切る時は包丁を押したり引いたりするのですが鰻の時は極端な言い方をすれば切り裂く感じになります。
ただ包丁は考えられて作られていているのでこの様な捌き方でも綺麗に捌けるようになってはいるんですが、ただしそれなりの技術が必要です。

今では鰻も何の苦も無く捌けますが最初の頃は・・・それはそれはとんでもない事になっていました。手は切るし、鰻は綺麗に裂けないし・・と言うよりは鰻は
ぐちゃぐちゃに裂けてなんとも酷い状況に。
今考えると鰻が浮かばれないと言うか化けて出そうなほど汚い捌き方でした。
最初なんてこんなもんです。
今考えると本当に凄い事になってました・・・。